2014/10/4-5 三浦、木下、近藤、中山【記】、水口 先週末は若手5名で笛吹川釜ノ沢西俣に行ってきました。 天気がもった土曜日は、白いスラブ(すっごい苦手だったけど)と青い水を湛えた釜に紅葉が映え、なかなか幻想的な渓相の中を遡行してきました。きれいだったなあ…。 個人的には体調が芳しくなく(結局貧血でした。馬肉食べたーい。どなたか良いお店知ってませんか?)、滝を楽しむ力すら出ないへろへろ遡行となってしまいましたが、力強いメンバー達にフォローしまくってもらい、なんとか無事に楽しく歩き抜くことができました。みなさんありがとう。 1日目 ホラの貝ゴルジュを横目に高巻き。ミウラーリーダーの的確なルーファイでなんなく東沢に着地。ヘツリをああだこうだ言いながら遡行。岩がさらさらしていて全然フリクション効かない。ビビってしまった中山は、みんなにあっち足だよ!こっち持って!と指南され、さながらボルダリングジムのよう。足元には深くて冷たいお釜が口を開けて待ってるけど。M口さん(別名へつり口さん)はやっぱり今回も落ちて流されびっしょびしょ。 立派なナメの支流を幾つも見送り、千畳のナメへ。これはとても楽しかった。紅葉がはらはら落ちて素晴らしかった。キノピーはヘルメットのおでこに綺麗な真っ赤なもみじをくっつけて、紅葉戦隊もみじレンジャーになってました。 本当に門みたいでかっこいい両門の滝を越え、13時台にテン場着。乾いた薪にはすぐに火が着き、あっという間に立派な焚火が。これには夏美さんがいたく感動しておられた。 あとはお酒を飲みながら寝るまでの長―――い時間をだらだらとおしゃべりしながら過ごしました。夜半、M口さんが「女心はわからん!」となにやら嘆いてました。 2日目 夜の3時頃には雨音が。朝カッパ上下を着て出発。 長いゴーロ歩きを終えてやっと滝が出てくるも、へろへろの中山はちょっとしたとこも危うい感じだったので諸所助けてもらいました。詰めもへろへろでみんなに遅れる。キノピーにおんぶにだっこで何とか尾根へ。寒い中すみませんでした…。 甲武信小屋でみんなでぶるぶる震えながら珈琲をすする。めっちゃおいしいけど、ずぶ濡れすぎて全然温まらないよ!雨も強くなってきて登山道はもはや小川の様でした。途中道をロスト。気づけばそこは増水したナメラ沢。雨で滑る草付きをロープ出してもらったりしてなんとか登山道復帰。あとは、へろへろ中山ペースに合わせてもらい時間はかけてしまったものの無事駐車場に帰還しました。 立ち寄り湯は沁みました…。 体調悪いし台風だし寒いし色々あるはで大変でしたが、愉快で笑いが絶えなかったのはメンバーのおかげです。めっちゃ楽しかった! ①へつり ②千畳のナメ ③下山は渡渉もあり |
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