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赤木沢・黒部五郎岳

2013/09/30 4:22 に 杉労HP管理者 が投稿   [ 2013/09/30 4:23 に更新しました ]



【日程】 2013年8月17日~2013年8月18日


【メンバー】石井(ひとり)


【工程】 

8/17晴れ
7
30 折立~1030 太郎平小屋~1150 薬師岳~1320 太郎平小屋~1530 薬師沢小屋(小屋泊)

8/18
曇り時々晴れ
5
30 薬師沢小屋から入渓~640 赤木沢出会~750 大滝~810 二俣から左俣へ~910 登山道合流~1020 黒部五郎岳~1340 三俣山荘~1430 鷲羽岳~1520 三俣山荘(ツエルト泊)

8/19
 晴れ
4
10 三俣山荘~500 三俣蓮華岳~610 双六岳~1230 新穂高温泉

 

 

【記録・感想】

今年の夏に是非とも行きたかった場所がある。
それが赤木沢。
日本三大デート沢の一つなので、きれいなのは間違いないわけで、是非行ってみたいと思っていた。
せっかくの北アなのだから山に登らないのはもったいない!ってことで、沢のついで山も楽しむことに。

3日間天気もよく、赤木沢のきれいな渓相を楽しめたし、山登りも十分に楽しめた。
 果たして今回は沢のついでに山に行ったのか、山のついでに沢にいったのかわからないくらい縦走も楽しめた。


 


<一日目>ビール祭りに巻き込まれる!?
初日は折立をスタートして、薬師沢小屋まで。
はじめから計画して小屋に泊まったことって今まであったっけか?
登山口をでて、太郎平まではゆっくりと景色を楽しみながら歩く。足元は木道が多くすごく歩きやすいし、樹林の区間は長くないので景色もすごくいい。
太郎平小屋に着くと、登山届を提出。
時間もあまりそうなので計画変更で荷物を置いて、薬師岳まで急ぎ足でピストンをすることにする。天気もいいし、この日はほんとに気持ちいい。
太郎平小屋に帰ってきて、薬師沢小屋に出発すると赤木沢から下山した人とすれ違う。黒部川の様子を聞くと、水は少なめで問題ないとのことだった。
薬師沢小屋につくととりあえずは黒部川の様子をみる。確かに水は少なそう。
小屋の受付を済ませて、小屋の方に話をきくと、黒部五郎小舎までいくなら夜明けとともにでたほうがいいとのことだったが、出発はちょっとゆっくりめの5時半と決めた。晩御飯を食べ、暇なのと、疲れたので早めの18時頃から寝ることに。
やっぱり小屋はよく眠れるね~布団最高・・・zzZ・・・zzZ・・・と、気持ちよく寝ていたわけだが、
「うぎゃ~」
足元に冷たいものがかかったので飛び起きる。
寝起きでボケていたが、どうやら宴会をしてた人が、僕の足とザックの上にビールをぶちまけたようで(泣
僕はお酒が異常に弱いので、ビール臭いのはごめんだと、足とザックを流しに行って洗うことに。
「もう・・・・」
布団を交換してもらって、再度眠ろうとするも今度はなかなか眠れない。。。

▲出発前に1枚。見てる方向は出発方向ではない(笑


▲暑すぎる・・・


▲太郎平小屋到着


▲薬師岳がみえてきてた


▲干からびる・・・


▲薬師岳到着

 

<二日目>キラキラの赤木沢
二日目のスタートは黒部川から。天気は沢の辺りは悪くない(黒部五郎は真っ白だったが・・)。
ガチャにメットにハーネスに足回り。沢セットを身につけると気合が入る。
赤木沢には、大阪の山岳会の4人組が先にスタートしていった。
5
時半の入渓はさすがに水は冷たく、一箇所渡渉で滑って全身ずぶ濡れになったときはブルブル震えた。入渓してしばらくすると、先の4人組を抜き、渡渉や高巻をしつつ赤木沢出会に到着。
出会までは2時間の予定だったが水量が少なく特に問題なく来れたこともあって一時間程で、ミニナイアガラの滝が見えてきた。ここからは赤木沢に入っていく。 赤木沢に入るとキラキラのナメが迎え入れてくれて、その奥で10mの滝が歓迎してくれる。入渓してすぐにやっぱり来てよかったな~と思った。
大きな滝はあるもの、簡単な滝が多く、巻く場合にも踏み跡がしっかりあるので特に迷うこともない。大滝下まで来ると先行者の2名においついた。彼らは黒部本流の方に前日は行っていたみたいで今日は赤木沢、二俣は右俣に行くようだ。
大滝の巻を終えてすぐの二俣で、前のふたりは手を振ってくれて、僕も大きく手を振って、ここで二人とは別れる。僕は左俣だから。左俣はナメがずっと続き最後の詰はハイマツ帯だった。詰めはお花畑って話だったが、多分それは右俣の話のようで、仕方なくハイマツ帯に突っ込む。登山道まで出ると沢登りは終了。詰めのあたりでは、標高もだいぶ上がってきたので天気もガスガスだった。
ここからは黒部五郎岳をこえて三俣小屋へと向かう。
黒部五郎岳は、カールがきれいで、とても綺麗な山で印象的。
三俣小屋についても、時間が少しあまったので、鷲羽岳をピストンした。

さて、ピストンを終えると、ツエルトを立てたわけだが、これがまた不格好。誰かにみられたくないくらい、酷い形だったが、面倒なので立て直すこともしない。
テント場でゆっくりしてると、UL系のお兄さんが来たので、いろいろ装備についてお話を聞けた。にしてもお兄さん、ストックシェルターはぶっ飛びすぎでしょ(笑
真似できそうもない・・・。
夜には、星を見ようと思ったが月明かりが明るすぎてイマイチだったのでさっさと寝た。ちなみにツエルトは朝までちゃんと立っていた。

▲薬師岳小屋から黒部川に入渓。朝は寒いが、水量が少ないのでホッとする。


▲赤木沢出会い


▲赤木沢にはいるとナメが迎えてくれる。ここからはしばし赤木沢の渓相を。









▲二俣は左俣にいったが、こっちはナメが続く。


▲お花畑じゃないの!?なぜかハイマツ帯に突っ込むことになった・・・。


▲そして、黒部五郎岳へ


▲黒部五郎から見下ろすカール


▲黒部五郎小舎は立地がいい。ここに泊まろうと思ってたがもう一歩頑張ることに。


▲三俣小屋手前から鷲羽岳


▲遅くなったがなんとか鷲羽岳の頂上に


▲池の向こうに北鎌尾根。今年は友人と予定が合わずいけそうもないが、来年いってみるかな~。


▲三俣小屋では久々のツエルト泊。久々の設営はへたっぴになっていた。

 

<三日目>楽々下山
三日目は涼しいうちに出来るだけ進みたいと思い4時に出発。さすがに朝起きるとツエルトの結露は酷い。朝ごはんを食べて三俣蓮華岳に登ると、大体ナイスタイミングで日の出が始まる。今日もいい一日になりそうだ。
三俣蓮華岳から双六岳の縦走路は広い尾根で景色もいい。目の前の笠ヶ岳がやけにシャープな形をしていて印象的だった。
三日目は時間に余裕があるので、だらだらと歩き、わさび平まで降りると、時間が余っているのでゆっくり休憩。ここではりんごを購入。山で果物を見つけるとつい買ってしまう^^
一時間程休んで、最後の一時間を歩き、中崎山荘で汗を流してピラフをいただき。バスに乗って東京に帰った。

 先週の一週間縦走に引き続き今回も縦走系。

縦走中の沢のアクセントはなかなかよかったので、また来年もいきたいタイプの縦走だとおもった。

来年は、赤木沢とからめて立山、高天原あたりかな~??ゆっくり考えよう。

また、今回の縦走で気を使ったのは装備。前回ULさんに感化されたので、今回は荷物を軽めにまとめてみた。結果的には全くいらなかったがさすがに、30mロープ、ガチャ、沢セットの安全装備は沢である以上は削れない。

 それでも、30mロープ、ガチャ、沢セット、幕営具、食糧3日分は日帰り愛用の28Lザックにばっちり収まったので、装備の点でも満足だったし、今回の収穫はでかい。秋は縦走でUL系を進めてみても良いかもしれない。

▲日の出は三俣蓮華岳で。


▲三俣蓮華岳の雪渓に映る朝日

▲双六につくころには暑い・・・。


▲わさび平小屋で浮いてる果物に心惹かれる。


▲そしてついつい買ってしまった、りんご。


▲今回持っていった全装備を乾かしついでに並べてみた。


▲アプローチサンダルも忘れずに。


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▲意外と軽めにまとまり28L。もうちょい攻めて25Lザックくらいがよかったかも。

 

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