山行報告‎ > ‎

釜ノ沢西俣右沢

2012/08/15 7:01 に Taro Inomata が投稿

釜ノ沢西俣右沢報告

2012728日~29日)

地橋 弘

 

釜ノ沢は昨年挑戦しましたが、水が多くて中間までで断念しており、今回、金澤さんのメンバーに選ばれ、完登でき満足です。

 

沢登りは日本独特の山行スタイルと言われ、自然の地形を生かした登山道であり、釜ノ沢も廃道になっていますが、部分的に昔の名残があります。

今回も山の神までは廃道をたどり、そこからは昨年と違い飛び石伝いに川原を遡行し、快適なスラブや緩やかなナメの連続を楽しめました。

初日は東沢、釜ノ沢の名所を通過し、最後に両門の滝から西俣に入り、樹林帯でたき火、タープ泊。長い遡行、沢の途中での宿泊は初めての経験でした。

たき火を見つめていると、山と一体化した自分を感じ、原始に帰った趣きがあります。沢登りは知識、技術、経験、体力のすべてが要求され、まさに総合的な山登りだと思います。アルパインも別な観点で総合的な山登りだと思いますが、カタカナ表記にあるように日本では借り物の感じがあるのは否めません。

翌日は西俣右沢に入り、地形と地図を見比べ、最適なルートを選び無事稜線に飛び出し、甲武信ヶ岳を踏むことができました。下山は長くて、沢靴も濡れて重く、泣きで降りましたが、完登の喜びにはかないませんでした。

沢登りは全くの未経験ではありませんが、今回のように総合的に登り、素敵な仲間に支えられたのは初めてです。荷物は重く、岩は滑るし、服は濡れて気持ち悪いし、苦しくて、辛かったですが、楽しかったです。金澤さん、皆さん、有難うございました。また行きたいですね。

でも、乾いた手の切れるようなホールドを掴むクライミングもいいですよ。

Comments