メンバー 伏見 村山 金澤(記)
長い間の夢のあこがれの沢だったのに、なぜか行けてなかった。今回の集中山行のおかげで夢がかなうことになった。メンバーは、当初5人だったが、1人欠け、1人増え、2人欠けで最終的に3人になった。う~む、荷物が重くなる。 前夜、ぜいたくにも新幹線とタクシーを利用して、土合駅に泊まる。 翌朝土合を6時出発、ブノウ沢に8時過ぎに到着。装備をつけながらゆっくり休む。 ▲本流に下って、すぐに魚留滝。登りにくいところに長い残置があって助かった。左を巻いて沢に降りると、白樺沢出合がすぐ。その先は未知の世界。
▲足が着かずプカプカ浮いてヘツる。
▲沢が右に直角に曲がると、長いウナギ淵。水量は去年よりも1mは多い。進めないので右上に這い上がってまく。
▲中ほどでまた水流を行くが、流されそうなところもある。
▲淵が終わって、左に曲がる8m滝を越えるところで少し時間がかかった。 その上は30mナメ滝。空は開けて明るく、ヒョングリ滝は輝いていた。
▲十字峡着11:15。抱返り沢が、素晴らしい迫力。ここでまた左に直角に曲がる。
▲8mチムニー滝。白い岩が明るい。
▲20m抱返り滝は、左のブッシュを巻いた。
▲抱返り滝の上は、美しいナメと釜が連続する。
▲かなり長い。美しさに飽きてくる。
▲雪があったのはここだけ。
▲三条滝は左のチムニーを登るが、出口にチョックストーンがあって、背が低いと抜けられない。
▲七つ小屋沢の出合。本流は右に上がる。
▲隣の七つ小屋沢には、立派なナメ滝がかかっている。思わず歓声が出た。
▲垂直10m滝は、右から水流を潜って左上した。川幅一杯の水量で、かなりおもしろい。
▲赤い2段の滝は、上の滝が3級+と言われているが、登れそうもないので右の草付きを巻き。
▲懸垂1回で落ち口にピタリとついた。(15:40)
▲40m大滝に着いた時には16時になっていた。 下段を飛沫を浴びながら登ると、ボールの底のようなところに上がる。左のヌルヌルした黒い岩にハーケンが見える。そこまで1段登ると左右にまたハーケンが見える。左はノッペリして先が見えないので、右に行くと上にさらにハーケンがある。しかし小ハング気味で離れてもいる。ヌンチャクを口にくわえて、エイヤッと登る。荷が重い。素早くヌンチャクを掛ける。ホッと人一息、あー怖かった。
▲左上して枝沢沿いに登り、灌木に支点をとる。右横を見ると、踏み跡が滝上に続いている。
▲トラバースも怖かった。高所恐怖症なのだ。
▲大滝のすぐ上が、峠ノ沢。その巡視道にテントを張った。17:20になっていた。たき火ができて体が温まる。
▲上流部には10mの滝が2個
▲高曇り。まだまだ綺麗なナメ滝が現れる。
▲また、ナメだ。
▲詰めは、笹とブッシュ。
▲12時過ぎ、朝日岳着。
▲核心部は下山路か?紅葉の始まっている道を、谷川連峰を眺めながら。
9月21日
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