一ノ倉沢 衝立岩 正面壁 ダイレクトカンテ ソロ

2014/12/14 2:33 に Taro Inomata が投稿   [ 2014/12/14 2:57 に更新しました ]
2014年10月19日 猪股(単独)

シーズン最後最後と言いつつ、あまりに土日の天気予報がよかったので谷川に行きました。この日はダイレクトカンテに行きました。最高の天気でよかったです。

-登攀
2012年、 ダイレクトカンテは正面壁で唯一まともなメンテナンスが施されたとの噂だったが、行ってみた印象としては「ハズレ引くと2,3発飛ぶかもしれないけれど、ピッカピカのリングボルトが止めてあげる」な具合で、神頼みのピン全てが打ちかえられたわけではなかった。

今回は落差以前にフォール自体大ダメージなので、スピードより安全を重視して早々に行動を鉄の戯れに切り替える。ハイライトの2,3P目はリスとクラックが発達しているので、ナイフブレード5枚のローテーションで抜き差しのネイリングを繰り返し、場所によってはスモールカム、ナッツ、キャメ#1もバチ効きだった。結果、時間は掛かったが、点在するヤバイピンが連続するような箇所はほぼ迂回して、新しいボルトと効きの良いナチュプロのみでランナーを取ることができた。

▲アンザイレンテラスを経て、1P目開始地点

▲1P目を見上げる


▲2P目開始地点を見下ろす


▲2P目、ぼろぼろのハーケンが5,6本続くが、よく見ればコーナーは立派なクラック。下向きだがリスも多い。

▲実例。このように、ヤバイピンは無視してフィンガーサイズのカムだってバチ効きである。


▲点在する真新しいリングボルト。

▲2P目を終えてラインを見下ろす。

▲2P目登り返し中。

▲2P目登り返し中。ラインを見上げる。ボロボロのピンは使わない。


▲2P目キャメロット#1がバチ効き。その上は良好なリスでネイリング。


だが3P目上部、ぼろぼろのRCCボルトと半差しのハーケンなど3、4発続く箇所で、どうしてもリスが見つからない。リスを探そうと身体を起こす動作を繰り返していたらすっかり疲れてしまい、仕方なく嫌な残地を使う。今回の核心だった。
▲3P目登攀中。2P目ビレイ点を見下ろす。


4P目最終ピッチはトラバースピッチなので、予想通り懸垂と登り返しにエライ苦労した。行動水が尽きて喉カラカラ。
▲4P目登攀中。トラバースは懸垂下降もままならず、登り返しではほぼリードをやり直している気分だ。


14:00登攀終了。目標より2時間オーバーしてしまった。
北稜はロープ一本では降りられないのでソロのツラさがでる。疲れた体で流れの悪い50mロープを引っ張るのだ。一人で何回も。スタックなどした日には、なかなか絶望である。
▲北稜の下降点に合流



最後の懸垂でピナクルに降り立ち、ロープを無事に抜いたら非常用の水を飲み干す。
▲略奪点よりコップを見上げる。


が、全然足りないので足早に衝立前沢に移動して、這いつくばってチョロ水をがぶ飲み。冷たくて超うめー!
衝立前沢を下降して出合到着。今回は絶対うまかろうと缶チューハイを2本冷やしておいたので、ダブルで超うんめー!!

▲一ノ倉出合に到着。冷やしたチューハイがうまい!

18:21の電車でふらふら帰京した。

■タイムレコード
6:301P目登攀開始~14:004P登攀終了~14:30懸垂開始~15:40一ノ倉出合着
Comments