一ノ倉沢 衝立岩 中央稜 ソロ(完登)

2014/11/04 8:26 に Taro Inomata が投稿   [ 2014/11/14 19:47 に更新しました ]
2014年7月21日 猪股(単独)

梅雨の影響で天気が悪く、予定していた東北遠征は中止。休日の過ごし方を考えつつダラダラ天気予報眺めてたら、意外に天気良さそうだったので、急いで準備して電車に飛び乗って谷川にいってきました。

-アプローチ
高崎は灼熱、水上は豪雨、土合は小雨になって、指導センターでベロベロに酔い潰れたころには星空になった。出発前の天気予報では、翌月曜日は夕方から荒れ模様との事だったので2:00起きの速攻とする。
暗闇の林道歩き。風が生暖かく不気味だ。前日、やめときゃいいのに電車の中で稲川淳二の怪談なぞネットラジオで聞いてしまい、それを思い出してしまって怖くて仕方が無い。(俺は非常にホラーが弱い)無理やり明るい曲を聴いて振り払う。

▲テールリッジ中間らへん。空が明るくなってきた。



-登攀
出合から最初の巻き道に入り、沢の出口で雪渓に乗る。
テールリッジ取り付きで空が明るくなってくる。ノロリノロリ汗だくで中央稜取付に到着し、荷を解いて奥壁を偵察しにいくと、昨晩の土砂降りの影響か奥壁は一面水が滴っていた。当初の目的は奥壁の気になっていたラインの見学を兼ねて、変チから大テラス経由の南稜フランケ上部をやる予定であったが、これではとても怖いので、中央稜に変更した。

1P目~4P目、ビショビショでチョークは無意味。4P目核心は凹角からカンテに出る際にどうしてもヌルヌルの足が信用ならなくてA0してしまった。5P以降で岩が乾いてきた。この時期の谷川は暑さと鬱陶しい虫との格闘だが、この日は結局陽光が出ることはなく、また虫に悩まされることもなかった。厚く重く圧し掛かる雲にモチベーションが削がれなければ、割と良いコンディションであったと思う。
最終ピッチはフェースライン。しっかりしたカチと、カム決まりのよいクラックでフィナーレ。終了点でしばらく休憩。この日は一ノ倉を独占であった。

▲1P目ビショビショ


▲中央稜終了点からコップ

▲雲が晴れることはなかった


誰も居ないので同ルート下降とした。中央稜はスタックしやすいのでロープ1本で細かく切って下降。25mずつでも概ね立派な支点を使う事ができた。懸垂後にロープを引く仕事も一人だと疲れる。


テールリッジをくだり雪渓に乗り移る際、雪渓のヘリが大分薄くなっていて緊張した。
15:31の電車で帰京



2:00起床-3:10出合-(最初の巻道)-(雪渓)-テールリッジ-4:30中央稜取り付き-10:15中央稜終了点-(同ルート下降)-12:35中央稜取り付き着-13:40出合着


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