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戸隠山 ハイキング

2011/12/06 4:55 に Taro Inomata が投稿
山には、みんなの“僕にはできる“がある
メンバー: 村山(L)、横川、滝沢、荻村、町(記録) 日程: 2011年10月10日 天気:晴れ

戸隠キャンプ場(7:30)-(車)-竹細工センター-奥社参道-百間長屋―蟻の戸渡り-戸隠山-九龍籠山-一不動避難小屋-戸隠牧場-戸隠キャンプ場(14:30)

山岳会ってある意味、不思議なところだなーと思う。20代から60代、70代と、老若男女いろんな年齢の人たちが集って、山っていう共通の楽しみにむけて、上下関係もなく、みんな言いたいこと言いあって、わいわい。年齢の垣根が全くないって、いうか。。。。会社にしても学校にしても普通のスポーツにしてもまして家族にしても、人はもっと“年齢“ていう枠に縛られた人間関係の中で生きているっていうのに。 つまるところ、”山“っていうものがそんなところなんだと思う。山に登る目的は人さまざまで、実にいろんな年齢の人がやってきて、人それぞれの楽しみかたをしている。こんなスポーツ他にないのでは?この間の戸隠山のハイキングではとくにそんな思いを新たにした。山には、いろんな人の”僕にはできる“が、あるなぁ。と。 

10月10日、妙高集中の翌日、気持ちよく晴れた朝、戸隠キャンプ場から、車で竹細工センターまで送ってもらい、そこから、奥社の参道を経て、登山道に出る。すぐさま、参道の杉林の神聖な雰囲気に圧倒され、来てよかったなーと思う。さすがパワースポットと騒がれるだけのことはある。前半の戸隠山は、本当に一般ハイキング道なの?というくらい、きわどい岩場が沢山迫ってきてなかなか楽しい。そのクライマックスが “蟻の戸渡り”。のこぎりのようにぎざぎざした細い岩が10mから20mくらい続いている。下をみると、断崖絶壁。落ちたらまず、命はないだろう。私はこの上を、へっぴり腰になりながら、股の間に岩頭を挟んで、慎重に、ちょっとずつ、ちょっとずつ行く。渡り終わったところで後ろをみると、先生らしき人に引率された中学生くらいの男子が2人立ち上がって、腕でバランスをとっていとも簡単にこの戸渡りを歩いてくるではないかー。えー、ここってそんなに簡単なのー・!?
 とちょっと驚く。我々は、この先生&中学生コンビと、大阪から、長野に単身赴任中という若い男性の1人パーティーを抜かしたり抜かされたりしながら、残りの尾根歩きを楽しんだ。先生と中学生はどんな事情できているのかわからなかったが、3人の間には全く会話がなかった。男性1人パーティーのほうは、長野に転勤になったので、この機会にいろんな山を歩いているのだということで、のびのびと楽しそうだ。途中B班とすれ違い、先の道を励ましあう。(というか、必要以上に我々が脅しただけというのが正直なところ)。あとで、B班から聞いた話だと、B班が蟻の戸渡りに差しかかったところで、70歳代くらいの女性がガイドに付き添われて戸渡りを渡っていたそうだ。ガイドは、ロープをつけて、彼女のビレイをしていたらしい。ガイドとはいえ、まさに命がけ?やっと渡り終えた女性は、本当にうれしそうで、戸隠しに来れたことを心の底から喜んでガイドに感謝していたということ。 きっとこの女性は、これを一生の思い出にして、土産話に持ってかえり、また、沢山の友達をここに呼んでくるのではないか。戸渡りの上にはいろんなドラマがあって、いろんな人の挑戦(僕にはできる)があって、いろんな人のがんばりや感動があるんだなー、と、思った。


注釈: あ、”僕にはできる“っていうのは、とある会社のスポーツドリンクのキャンペーンテーマで、”自分にはできる”と信じて、なにかに挑戦してみる気持ちを現しています。

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