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甲武信ケ岳~鶏冠尾根から~

2013/10/09 7:50 に 杉労HP管理者 が投稿


【日程】 20130928( 20130929()

【メンバー】木下、石井(L,記)

【工程】 

9/28晴れ
950 西沢渓谷バス停~1030 鶏冠谷出会手前の斜面(50分ロープワーク練習)
1130 鶏冠谷出会~1340 第一岩峰(50分ロープを使って遊ぶ)
1510 鶏冠山(偽)~1540 鶏冠山(本物)~1550 ビバーク地


9/29
晴れ
500 ビバーク地~800 木賊山~840 甲武信ケ岳(30分休憩)~1140 西沢山荘
1145 ヌク沢の辺でロープワーク練習(約60分)~1240 西沢渓谷バス停

 

【記録・感想】

 


 今回の鶏冠尾根はロープワーク、ビバーク、藪こぎ、ちょっとした岩場、ルートファインディング、たくさんの要素が詰まったルート。普通のハイキングからほんの少し外れた登山。


 <一日目>

 とある日の飲みの席で、週末の話になる。
「来週は、三連休の最終調整に独りで鶏冠尾根にビバーク練習に行く予定だよ。」
暇なら一緒に来るかい?と木下さんにきいたところ、行ってみたいとのことだったので、一緒にいくことに。
 はて、会に入って、山行回数も浅いので、ちょっとハードかなって思ったが、男子だし大丈夫!ということにして、計画書を送付し、当日を迎える。

 当日は塩山駅で合流してバスで西沢渓谷入口に移動した。今回はロープを使うのは慣れていない新人さんが相方なので、斜面で、支点のつくり方、懸垂、ビレイ方法なんかを軽く練習し、鶏冠尾根へ向かっていく。順調順調^^
 鶏冠尾根の取り付きには渡渉ポイントに看板があってわかりやすく、靴を脱ぐことなく、渡渉できる。そのまま尾根に取り付けばいいものの、なぜか東沢の滝の巻道へ進んでしまい少々時間をロス。帰るのも面倒なので、少々急な斜面をそのまま鶏冠尾根に無理やり直登して尾根にたどり着いた。
「マジっすか!?って思いましたよ。いつもこんなところ歩いてるんですか?」
と木下さん
「ま、そんなこともあるって(汗」
石井は何事もなかったかのようにルートのミスを修正する。確かに急すぎて若干焦ったが、それはここだけの話。

 そんなこんなで尾根に取り付くと、踏み跡は明瞭でサクサク先に進める。途中に下山の2人組とすれ違った。この尾根であとにも先にもすれ違いはこの二人だけだった。
 鶏冠尾根をすすんでいくとトラロープ場が結構あってスリリングでおもしろいし、続く第一岩峰では、時間があったので、ロープに慣れてもらおうと思い、ロープを出して登ったり降りたりして遊んだ。第二岩峰は「はてな?」といった感じだったが、第三岩峰はこれまた立派な岩壁で、直登するかどうかを少し悩む。
 フリーで行けなくはなさそうだが、30mロープで引き上げるとなると、はて、1ピッチでいけるのか?と思い、今回はやめておくことに。もっと練習してからまた挑戦しに来ようねって話して巻くことにした。
 第三岩峰の巻がおわり、分岐を第三岩峰側に引き返すと偽の頂上があるのでそこで写真を一枚。そろそろビバーク地点を決めないとなので、探しながら、本物の山頂の方へ歩いて行くもいまいちいいところは見つからず、結局本物の山頂までついてしまった。仕方ないので、少しもどって、まだましなところに適当にツエルトをはってねることに。
 この日は夜もそれほど気温は下がらず快適に過ごせ、何よりびっくりだったのが朝起きたときツエルトの結露が皆無だったこと。ほんとなんでだろう~??
 確かに、今回は、2人なので換気には気をつけたし、寝る前もベンチレーションの形状を確認をしたし、入り口を半分開けて寝てみたけど、そんなに効果的だったのか?勝因は不明。
 また、いつもは『自称』ラグジュアリー系ツエルトなのだが、今回ばかりは、お世辞抜きにラグジュアリー系だった『と思う』(これまた私見ですが)。
 木下さんもはじめてのツエルト泊にもかかわらず良く眠れたそうで^^ツエルトの良さを理解してもらえると、今後に期待ですな~と一人思っていた。
 話は変わるが、このツエルト、誰でも一度は是非とも泊まってみてほしいと思う。雨宿りに、風よけに、敷物に、防寒具に、救助に、ビバークに・・・とりあえず役に立つアイテムだが、時期を選べば快適な幕営も楽しめるわけで。テントよりも不安定要素が多く、その点も改良の余地があっておもしろいし。

▲ここから鶏冠山へ


▲沢のほとりで、ロープワーク練習。まずは流動分散から

▲懸垂も練習していきます。

▲東沢の辺を行く

▲ここが渡渉ポイント

▲東沢と鶏冠谷の間の尾根が鶏冠尾根

▲直接上がるのも急なので、東沢をさらに進む。単純に巻道の踏み跡をついていく。

▲踏み跡について行っても全然尾根に上がる気がしないので、適当に尾根に這い上がる。結構急だ・・・。

▲尾根に取り付くと拍子抜けするほどの踏み跡

▲トラロープ場が多い

▲第一岩峰到着

▲鎖はあるがロープを使ってフリーで。

▲ビレイちゃんとできてる??

▲支点をつくって、引き上げる

▲ここで1時間くらい遊んだ。懸垂したり、登ったり。

▲第三岩峰が見えてきた。

▲尾根上は結構岩っぽい。いい感じだ♪

▲第三岩峰は今回は右に巻で。

 

▲鶏冠山山頂にて国師ケ岳かな??あれは。

▲今日も軽めにまとめて。

▲適当にツエルトを立てた。うん、いつもどおりラグジュアリー系だ^^

 

<二日目>
 さて、二日目は、夜も明けていない5時に出発。前日のルートとは打って変わって鶏冠山より先はルート能力が若干試される。シャクナゲの薮がすごいところもちょこちょこあって、踏み跡もしょっちゅう消える。それでも基本は尾根を!と意識すればそれほど迷子になることはない。ただただすごい藪の中歩いていくだけで(笑
 藪こぎ帯は結構長いが、木賊山の手前まで来ると薮は薄くなり、針葉樹林の樹林帯となって、突然登山道と合流した。時間も大体予定通りといったところで、出発時間が早かった分時間に余裕ができ、甲武信ケ岳を往復して戸渡尾根を下った。
 登山口までくるとバスの時間まで1時間ほど時間があるので、沢沿いで最後のロープ練習をして、東京へ。
 帰りにベアーズによって、荻窪駅にて解散。おつかれっした~☆
 さて、次の三連休は、個人的に日光白根山~皇海山を縦走しようと思っている。
こちらも地図読み系なのでどうなることやら。

▲二日目は前日と打って変わってシャクナゲの藪が続く。

▲迷子になるから、あまり離れないでね

▲最後は道も明瞭になってくる。にしてもシャクナゲつええよ・・・

▲ピークは踏んどく^^今日も快晴だ。

▲下山してツエルトを乾かしながら・・・

▲沢の辺の斜面でロープ練習。懸垂するところかな?

▲いってらっしゃい。
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