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例会山行 三つ峠(B班)

2012/06/18 7:55 に Taro Inomata が投稿   [ 2012/06/18 7:55 に更新しました ]

2012/5/19-20
A班(鵜沢、内村)、B班(猪股(記)、菅原)

間違いなく泉さんの「沢」という餌に参加者をもってかれ、男4名となったがこれは立派な例会山行である。各班目的を持って岩トレに励んだ。

5/19 快晴。初日から中央道30kmの事故渋滞にドはまりし、荻窪6:30出発で裏三つ峠登山口には12:15着。すっかり体が座席の形になった。内村さんお疲れ様でした。。。

12:25テン場着。気温25度で汗だくになる。班に分かれて岩トレ開始。
B班の初日はショートルート何本やるかーとか話していたのだが、一本目に定めてた草溝直登ルートには既に人が取り付いていたので草溝ルートに変更すると、その終了点から見上げたクラックが面白そうで、そのままズルズルと登ってしまい結局マルチ一本となってしまった。

1P 草溝ルート 猪股
カム練。クラックではプロテクションの上下にバシバシ決めていく。

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2P 草溝ルート上のチムニー 猪股
レイバックから右のフェースへ。見た目より難しくて見た目より面白い。
テラスを越えて第三バンドまで伸ばす。
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3P 紅葉おろし 菅原
ガイドでは5.8だが、絶対5.8ではない。昔の人はどんだけデシマルグレードに対して自身がなかったのだろう。 
下部は左のコーナーからハングを右によけてフェースを右上。なお左上のラインはかつての人口ルートだそうで、最近はそこを右から巻くようにしてルートに戻るのだそうだ。
この左のラインに戻るまではプロテクションが取れず3mくらいランナウトするのだが、よりによってここでホールド欠けで菅原さん5m位フォール。幸い怪我無く先の落下地点に戻ったが「プロテクション取れないすか~」とビビった猪股に「まぁまぁ(こんなこともあるさ)」と返されてしまった。
フォローで上がってみると、高度感はあるがなるほど一手一手欲しいところにちゃんとホールド(カチ以上ガバ未満)はあり、脆い岩質を注意すればこれはこれで楽しいルートだ。(上部はコーナーの下部とは質が変わって石をはめ込んだような壁。石ひとつのホールドは抜けそうで怖い)
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▲ここから右上(直進はかつての人工ルート(ピンなし))


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▲石を固めたフェース



下に戻った頃には17:00近くなったので初日はこれくらいでいいかとテントに戻って宴会。裸踊りまではしなかったと思う。




翌5/20.曇っているが薄い。
今回、猪股はA2の練習としてセストグラディストを目標としていたので、まずは簡単なA1ルートを取り付こうとしていたのだが、菅原さんから四段ハング行こうと誘われ、目標をすっ飛ばしてしまう。
トポを見ると「最後の四段ハングは出口のボルトが抜けることがあるので注意」と書かれている。・・・人工で何を注意せよというのか。不思議な一文である。

1P 菅原 A1
直登の後、左の潅木帯のテラスまで。
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2P 猪股 A1
四段ハング下のコーナーを目指すように、ビレイ点から右にトラバース気味にあがる。ハング下のコーナー入り口まで。伸びきったリングボルトが多かったのでナッツ(ただのワイヤーとして使用)が大活躍した。
見上げるとハング開始地点に敗退ヌンチャクが2本残地されていた。「やっぱり抜けたから敗退したんだ」と太郎はおののく。
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3P 菅原 A2
とりあえず行ってみる、と取り付く。機械的に人工登攀のお仕事こなしていてやっぱりさすがである。とはいえ四段ハング出口ではさすがに疲れたようでうなっていた。しかし特に敗退させる箇所も無かったようだ。
フォローであがる。残地ヌンチャクから上にもボルトは続いていて、古びたり伸び切ってはいたが、敗退する理由にはならないくらいの状態だった。時間的な敗退かしら。
さて、ハングに差し掛かる。トップがあんなに機械的に動いていたのだからさぞプロテクションもしっかりしたものなのだろうと思っていたら錆びこけたハーケンだった。残念である。
前進手段がそれしかないのだから仕方なく全体重かけてぶら下がる。3本くらいそんな箇所があった。すげぇ高度感だ。四段ハングの出口をしたから覗き込むと、キラッキラのリングボルトが打たれていた。ひょうしぬけてしまったがありがたく使わせてもらう。
ビレイ点に到着しての菅原さんの一言。「打ち落としてやろかと思った」 やめてください。
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▲三段目

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▲四段目出口


4P 猪股 A0
右に2mほどトラバースして直上。20mも登ればテラスに着き第三バンド。潅木で終了。

懸垂で取り付きに戻る。
3P目の終了まで50mロープ一本折り返しで懸垂。
後はロープ2本で各ピッチの終了点で切って取り付きへ降り立つ。

二本目は猪股希望のセストグラディスト。
階段状をフリーでのぼり、アプローチである巨人ルート1P取り付き。

巨人ルート 1-2P 猪股
出始めは簡単なA1。(A0でもフリーでもいけるといわれたが、心が負けた)から左のコーナー目指してトラバース。コーナーは左から回りこんでスラブを登る。スラブ出口のテラスまで。

巨人ルート 3P 菅原
3mくらいのクラック。菅原さんが大分がむしゃらに登っている。
フォローで登り、また菅原さん見解を乞うてみる。「A2の後にこれはつらい」

セストグラディストへのトラバース 猪股
3P目ビレイ点から左へ左へのヤブバンドトラバース。草つきと岩の切れ目が微妙にいやらしかった。
セストグラディスト取り付き着。

セストグラディスト 1P 菅原 A2
左のカンテに向かう。
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カンテに出たらほぼそれに沿いに上がるので、中央フェースから眺めると、スカイラインに体を乗り出しているようで、見栄えがいい(!)、ということは予め下調べ済みなので、A班鵜沢さんパーティには「セストと亀で撮り合いっこしましょう」とけしかけてあり、見事写真を撮ってくださりました。
▲亀からセスト(鵜沢さん撮影)

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▲セストから亀



ビレイしながら存分に写真を撮り、フォローの番。
四段ハングの後だとかなり楽に感じる。プロテクションの状態も比べて良好。一箇所、リングが飛んでボルトにアクセサリーコード並みの細引きが回してあるやつがあって、ここだけは股間が冷えた。最後に菅原さんの一言「一日にA2二本は疲れるなぁ」

終了点からは右手の潅木で懸垂。巨人ルートに合流して取り付きへ。


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巨人ルート下降中から亀(八寸バンドトラバース中)



14:30テン場へ戻り15:00下山開始。
帰りも事故渋滞でシートに同化する。

今回のルート、次回は核心ピッチ、謹んでトップをさせていただきますので希望者は猪股までご連絡ください。




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