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三つ峠岩トレ

2012/10/01 8:29 に Taro Inomata が投稿   [ 2012/10/01 8:29 に更新しました ]

山行報告

三つ峠岩トレ

【日程】 2012年9月15日~2012年9月16日

【メンバー】吉崎(L)、石井(記録)

【感想・記録】

会に入って早3ヶ月。

クライミングに興味はあったものの、なかなか、岩トレに参加できる機会がなかった。1回目のチャンスは8月の星見山行。このときは運悪く天候不良で中止に・・・(泣

その後におとずれた今回の機会。

焚き火祭のときに何となく吉崎さんにお願いしていたので、3連休直前にメールを送ってみると、「じゃ、岩トレいきましょ!!」って。

「やった~」

そんなきっかけではじまった岩トレ。
いざ、いってみると、やはり、外岩の感覚はジムの感覚とはぜんぜん違う。

ジムでは、落ちてもいいやとおもって、体を振ることにそれほど抵抗はないし、手のホールドへのかかりが甘くても、「えいっ、いってしまえ」と、気にせず行くことはある。でも、外では、怖くてそんな気分になれず、体が全然動かない。

「落ちちゃだめ落ちちゃだめ落ちちゃだめ・・・

でも、はじめての岩トレ2日間は、ロープワークの基礎、ショートルート練習、マルチピッチ練習ができ、大満足。縦走登山では味わえない抜群の高度感も気持ちよかったし、当たり前のことではあるが、岩にとりついているときは、お互いがお互いの安全を守るという状況が直に実感できるこのクライミングのパーティの一体感も新鮮だった。

▲今回の岩トレのメインの中央カンテ


1日目>

朝から渋滞に巻き込まれながら、三つ峠登山口到着。

サクッと屏風岩に向かう。

▲三つ峠山荘の先から見た屏風岩。予想外に天気は上上☆

 

三つ峠山荘で準備をしながら小屋番さんと話していると、三つ峠のゲレンデはたまに事故があるから気を抜かないようにとのこと。当たり前と言えば当たり前か。

クライミング中の事故は核心部でおこるというよりは、意外なところでおこるもの。ロープワークの基礎的なところを確実にやっていれば防げる事故も多いと吉崎さん。

一方で

「三途の川の遡行(渡渉?)はまだ早い・・・」←ちょっと大げさ

初めての岩トレなので事故と聞くとビクビクしてしまう石井。

 

とはいうものの、さくっと登攀準備をして、屏風岩に向かう。まずは、登山道の脇でロープの結び方、確保支点の作り方、ダイレクトビレイのやり方、等々、基礎の練習。

以前から太郎さんに借りている本「アルパインクライミング」の写真で見たロープワークを思い出しながら色々やってみる。なんとなくわかっているつもりではあったが、やっぱりやってみた方がわかりやすい。何事もやってみることは大切。

 

その後は、ショートルート3本(「一般ルート右」、「リーダーピッチ」、「地蔵ルート」)を登って、最後に、「一般ルート右」でリード&ダイレクトビレイの練習。この日は何故か人がすくなくて、快適に練習できた。最後にちょっと雨に降られたが、暑くもないくらいの天気で気候も良かったと思う。

練習途中にびっくりしたのが、ルートを上りきって、セルフビレイを取って懸垂の準備をしていると、上から

??「ラーク!!!」

かなりでかい音がしたので、落石?落石なの??って思ったら、何故かヘルメットが落ちてきて、石井の真横を通過(驚

ヘルメットが落ちるってどういう状況??って思ったが、上は特に事故があった様子もなく

??「ごめんなさ~い」

って。

クライミングは何が落ちてくるかわからないものだ。

 

15時には岩トレ終了。テントを張って、軽くお酒を楽しみ、明日の朝は5時くらいで適当にってことで、21時くらいには寝たかな~。

明日も晴れますように。

 

▲地蔵ルートからの懸垂下降(石井)


2日目>

前日に少し雨はふったものの、朝には、ばっちり乾いて、7:30から今日も岩トレ。

まずは、ショートルート2本(一般ルート左、草溝ルート)を登ってみる。

草溝ルートは、クラックあり、最後に空中懸垂ありと、かなりおもしろいルート。初めての空中懸垂は、全然制動が効かず、一瞬でおりてしまった。初めてだと意外と難しい・・・。

 

▲草溝ルートの最後の空中懸垂(吉崎さん)。石井は制動が利かず一瞬で降りてしまった(泣

 

そして、最後は今回の最終目標の中央カンテ4ピッチ。

1ピッチ目は石井がリード。難易度はIII級なので、ふつうに登れたが、どうしても動きが硬くなってしまう。とりつく前からわかっていたことだが、やはり、中央カンテは人気ルートで、先行が2グループあり、終了点で1時間待ち・・・。

2~4ピッチ目はリードは吉崎さん。2ピッチ目もそれほど難しくなく、石井もフリーで登れたが、2ピッチ目終了点でびっくり、

石「え?ここでビレイですか??」

吉「そそ、テラスってこんなもんだよ」

今まで、広いところでしかビレイしたことがなかったし、これまでの終了点の「バンド」は結構広かったので、狭くない?って思ってしまった。

ビレイの準備をして、ロープを受け取り、吉崎さんの3ピッチ目のリードスタート。

しばらくのぼると、上から

??「ロープダウン!!」

吉「えええ!?」

石「まじか!??」

吉崎さんに上から降ってくるロープ直撃(泣

当然その真下でビレイをしている石井にもロープがふってくる(泣

先行グループがなぜか、懸垂のロープを登りのルートに落としたみたいで。

??「ごめんなさい・・・」

って、上から聞こえたので、上からのロープは登るチムニーの外側に無理やり外して、気を取り直してリード再開。

やはり、クライミング中は何が落ちてくるかわからないもんだ。

その後、フォローの石井は、フリーでは全然登れず、結局A0もしつつなんとか登った。

続く4ピッチ目も結構きつく、特に、チムニーからカンテに体を乗り出すところが、高度感抜群で強烈な印象。

当然4ピッチ目もこっそり、A0連発したわけで(笑

 

とはいえ、中央カンテの終了点まで着くと、達成感はすごいあった。

ただ、霧が上がっていて景色が真っ白だったのはちょっと残念。

終了点では、先の先行グループが懸垂中だったので、しばらく待ってみる

一向にロープを回収する気配もないので、下に声をかける

吉「ロープ回収しないんですか??」

??「途中でひっかかって回収できないの~」

仕方ないので、上から結び目を外して、ロープを下ろすことに。

結び目を外すとうまいことロープが回収できたみたい。

その後、うちのグループも懸垂下降をして終了☆

下降後に、改めて中央カンテを見上げると自分があの上まで登ったと思うとちょっとドヤ顔になってしまう(笑

▲中央カンテからの懸垂(吉崎さん)

 

はじめての岩トレは、いろんなものが降ってきましたが、ロープワークの基礎を学べ、岩のイメージがつかめたので、とても楽しかったです!!

またひとつ山の楽しみ方が増えました。

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