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星見山行

2013/08/18 0:32 に 杉労HP管理者 が投稿
2013年8月12日-13日
長谷(L, 記)、木原、佐野、八橋、村山
 
お盆前の8月13日前後は、毎年ペルセウス座流星群という天体現象が起こる。一晩のうちで何十個、条件が良ければ200個ほどの流れ星が見られ、ペルセウス座流星群は3大流星群の一つに数えられている。空気の透明度が高く、町の光も届かない山の中で流星群を見ようと、ペルセウス座流星群の極大日に合わせて北八ヶ岳の高見石まで行ってきた。
 
実は昨年も星見山行を同様に計画していたが、雨で中止になってしまった経緯がある。今年はリスクを下げるために複数箇所の計画を立てて、当日晴れそうな場所に行く方針にした。幸いなことに第一候補だった八ヶ岳は概ね晴れ予報。正午に荻窪で集合して木原さんの車で目的地へ向かう。お盆の帰省ラッシュが懸念されたが、午後の中央道は目立った渋滞もなく予定通り16時過ぎに麦草峠の駐車場に到着した。
麦草峠の登山口に着くと、連日の下界の猛暑とはおさらば。爽やかな高原の風がそよぐ清々しい気候だ。登山口から高見石までは1時間少々。散歩気分で北八ヶ岳の苔の森を歩き、高見石小屋前のテン場に到着した。星を見る上で歩行時間が短いことは重要で、夜間を元気に過ごすためには余力を残しておかなければならない。何より僕の場合は疲れて思考能力が低下すると写真の出来が悪くなってしまうので、体力の温存は死活問題なのである。写真の撮影は傍から見るより結構疲れるものなのだ。
 
労せずテン場に着くと先ずはお決まりの1杯。いい具合に日も暮れてきたので晩飯前に高見石の登って夕陽を眺めに行く。
 
 
 
夕暮れ時になると、気温の低下とともに雲が出てくる。夜間晴れるかどうかは参加者の心の透明度次第である。
 
 
 
スギローで最もノリのいい男、木原さんはカメラを向けるとなんかしらのポーズを撮ってくれるので実に面白い(笑)
 
 
 
晩飯を済ませて空を見上げるとドンドン雲が増えていく。結局辺りは霧に包まれてしまい、ヘッドライトで擬似ブロッケンごっこをするくらいしかやることが無くなってしまったので20時前に一旦引き上げることにした。予報では0時前後に晴れて、明け方はまた曇るとのことなのでテントで仮眠をとる。この間見られた流れ星は3個ほど。村山さんは運悪く1つも見れず。
 
 
 
 
22時半に目を覚ますと空には一面の星が広がっていた。予報通りだ。関東側で終始光っていた雷雲が気になったが、こちらには接近してこないようだ。前日に沢から帰ってきてお疲れの村山さんをテントに残し、残りの4人で星を眺める。岩に寝転がって空を見上げれば、天の川の中を流れ星がいくつも通過していく。今まで流れ星を見たことがなかったという八橋さんも1時間半で40個ほどの流れ星を見ることができた。一番まじめに見ていた佐野さんは50個以上見れたそうだ。0時過ぎにテントに引き上げる中、僕だけは深夜まで残って撮影続行。しかし2時になると再び雲が出てきてしまい、星空は段々と見えなくなってしまった。流星群のピークが3時だという予報を信じて寝ていた村山さんは、3時に目を覚ますもついに流れ星を1つも見れずに今回の山行を終えることとなってしまった。残念。
 
普段は気に留めないかも知れないが、東京に住みながらこれだけの星を頻繁に見ることができるのは山屋の特権である。また来年も星見山行を企画したい。
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