山行報告 越沢バットレス(岩トレ)
【日程】 2012年10月27日 【メンバー】猪股(L)、吉崎、石井(記録) 【記録・感想】
日曜日に、三つ峠にいく予定だったが、悪天候のため急きょ予定変更で、土曜日に越沢バットレスへ。僕にとっては、2回目の岩トレで、ロープワークや登っているときのヌンチャクの回収などはいっぱいいっぱいの感じだったが、前回よりかはスムーズにできた気がする。 越沢バットレスは、噂通りの高度感で楽しかった。 今回登ったのは、 「左ルート」、「第二スラブ」、「一般ルート」の3つ。 とくに印象に残ったのは「一般ルート」の3ピッチ目の滑り台。あれ、すごいっすね。。。
■アプローチ~準備 越沢バットレスは、都内から近くということもあり、鳩ノ巣9時半くらい集合・・・の予定が、実際は10時くらいに。というのも、石井が乗り換えをまちがえてしまい、遅刻したため。。。 ほんと、申し訳ない。。。 その後、猪股さん(以下、太郎さん)、吉崎さんと合流して、越沢バットレスに向かった。 前日に雨が降ったみたいで、道中の道路や、木は結構濡れている。そして、予想通り、バットレスについてもとりつきの岩は濡れている。 石「岩って、雨の降った次の日でも大丈夫なんですか??」 太「濡れた岩もトレーニング!!いかなる状況でも登れるようにトレーニングしないと!!」 太郎さん!!ポジティブすぎじゃないですか!?? 岩の取り付きにつくと、早速準備。前回岩トレは2人で登ったので、3人で登るのは初めて。ダブルローブで3人で登るロープの流れもばっちり教わり、全ルートで、太郎さんがリード、吉崎さん、石井がフォローということに。
あと、今回は、もともと予定されていた日曜日の三つ峠に向けてダブルロープを購入していたので、それも、筆おろし。ベアーズのおじさんに、 熊「これからダブルロープは8.0mmの時代だ!!」 といわれたので、8.0mmを購入してみた。 つけてみると、自分のロープながら、細すぎじゃない??大丈夫??と思ったが、たまに8.0mm使ってる人もいるとのことでほっと一安心。
▲展望もなく鬱蒼としげる森の中にある岩場・・・ひたすら岩トレをする場所。そこが越沢バットレス。
■左ルート(2ピッチ) 1ピッチ目は、いきなり岩が濡れている。そんな中でも、太郎さん、さくさくリードで登り仕事をこなす。僕もつづいてフォローで登るが、岩が濡れているとなんか嫌な感じがしたが、なんとか1ピッチ目終了。2ピッチ目は、終了点直前のスラブが厳しかった。端の方にあるクラックに体を入れすぎると体が全然動かせないし、スラブの小さなホールドに足を置くのも、結構勇気がいる。。。越沢バットレス・・・噂通りの強烈な1本目でした。とはいえ、石井にとってこのルートが本日唯一フリーで登れたルート。 終了点で 吉「次は正面に見える第二スラブ行こうか!!」 真正面からみると垂壁にしか見えないスラブを指さす。
▲一ピッチ目終了点 ▲2ピッチ目をリード ▲2ピッチ目から太郎さんはカムをガンガン決めていく。ナチプロの練習にも積極的な太郎さん。 ■第二スラブ(3ピッチ(実際は1ピッチ目は省略)) 先の「左ルート」から1ピッチ分懸垂で降りて、次は、第二スラブへ。先の終了点からみると、傾斜がかなりたっているように見えたが、下から見上げるとそれほどきつくないか??ともおもう。ということで、太郎さんに続いて登ってみると、やっぱり前言撤回で、傾斜がかなりたっており、試行錯誤でなんとかホールドを探しながら、最後はA0も交えてなんとか終了点へ。 続いて吉崎さんも登ってくる。途中カムを回収時に誤って落としてしまったが、とくに、問題なかったよう。危ない危ない。その後、下に降りた後カムは回収できたとさ。 ▲第二スラブ2ピッチ目
▲第二スラブの2ピッチ目。アンダーはかなりがっちり掴めるが、 アンダーでバランスとって登るのはむずい・・・。 ▲ここの高度感がいい!! ▲同じくスラブを登る
■一般ルート(3ピッチ) ランチ休憩を挟んでつぎは一般ルートへ。ここの3ピッチ目が噂に聞いていた「滑り台」。取り付きから楽しみ。1ピッチ目は、割とごつごつしていて登りやすい。2ピッチ目はホールドが小さい。足を上げて体重を乗せたのきに滑って落ちてしまった。フォローだったので1m程度の墜落だった。2ピッチ目終了点で。 石「心臓がのどから出るかと思った・・・。」 太「でてるよ!早くのみ込んで!(笑」 落ちるって、心臓に悪い。。。
その後の3ピッチ目の滑り台はやっぱりむずかしく、A0連発で(泣 吉崎さんは、このルートは2回目で、今回は、フリーで登ることが目標とのこと。結果は見事フリーで完登。
▲いくで~。 ▲三ピッチ目滑り台を登るフォロー二人 ▲さ、おうちへかえろ~
今回は、3本も登れたので充実の一日となりました。岩トレもまだまだ二回目なので、今後も経験を積んでいきたいとおもう。楽しい岩トレでした。 |
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