パウダー十勝

2026年2月7日〜15日
KY(L)・I・キジ・MK・グッチー・TH・ムギ・ヨッシー・MN(記)・他1名

北海道上富良野の吹上温泉白銀荘に宿泊して5日間、富良野岳や美瑛富士を滑りました。ヨッシーさんの復帰一番滑り、スギローのグレイトレジェンドグッチーさん、THさんのガイド仲間の参加あり、10日からIさんが13日まで合流と9日間の行程の中で顔ぶれにも動きがある山行でした。 北海道までのアプローチは車3台でフェリー使用。
往きは仙台一苫小牧(船内一泊)
復りは苫小牧一大洗(船内一泊)
KY号・キジ号・TH号それぞれメンバーをピックアップして仙台に集合、仙台19:40出発のフェリーに乗り込み、消灯まで軽く?宴会、翌日苫小牧に着岸して食材買い出し、3台が十勝まで突っ走ります。15:00過ぎに露天風呂と内湯、温泉プールもある白銀荘に到着、先ずは温泉に浸かり、13日まで十勝連峰の山々を滑走します。やっほう!!

2/9㈪:曇時々晴れ。気温-20℃ 8:00頃に宿を出てすぐ目の前の三段山(1748m)へ。昨夜に降った雪が止んで斜面はフカフカ。今回ラッセルできる人は?「(私たち)二人だけ」KYさんTHさんの表情が物言ってました。(筆者は技術も体格も足りず申し訳ありません)時おり晴れ間が覗くものの風が強くなり、1390mあたりからフワフワの斜面を歓喜の声とともに滑り降りる。

2/10㈫:晴れ 気温-9℃ 富良野岳(1911m)へ。2本の小川を外国人も日本人もスキーを手渡しお互いに手伝いながら渡る。THさんたちがスコップとピッケルで階段を作ってくれたのでスムーズに。ここで筆者が一瞬左足を川に着くも濡れは免れ、左足じゃなくてストック突くべきと反省。樹々を潜り抜け標高を上げて行くうち空が真っ青に、足元に雪原が広がり眩しく輝く。左方向を見やるとそこには壮大な十勝岳が。冬の荘厳な十勝連邦を背景に60周年フラッグを掲げて記念撮影。標高は1411m、ここから北西斜面を滑り降りる。昨晩も降雪あり2日目も見事なパウダー。転倒すると起き上がるのに埋まる一方。夜、Iさんが到着。明日からまた賑やかに。


2/11㈬:曇り時々雪 気温-10℃ 白金温泉登山口まで車で移動して美瑛富士(1888m)へ。次第にガスがかかり雪も降り始める。1140mあたりで樹林を抜け空が広くなるがガスで視界不良。これ以上標高を上げずに滑り降りることに。付近でも降りる判断しているパーティあり、まだ登って行くパーティもあり濃いガスの中に消えていった。目印も視認できず容易く方向を失うのでTHさんが数10mほど先に降りて無線で誘導。スキーヤーズライト/レフトという言葉を初めて聞き一つ賢くなりました。知らなかったー。今日は食料買い出しもあり。フェリー乗船中に教えてもらったお肉屋さんでラム肉も購入。北海道に来たら羊肉食べないとね!

2/12㈭ 曇り時々雪 気温-8℃ スッキリしない雲行きで今日も曇天。遠出はせず宿の前の三段山を様子を見ながら登行しては滑り降りる。幸運なことに私たちが到着以降夜間に雪が降るので足元にはふかふかパウダーがこんもりと積もっています。三段山は宿のご近所とあって各自が自分のペースで下山できる手軽さもあり、体力もですけど身体の痛みとも相談しながら各々楽しむ。みんな果てるまで滑り、降りれば待っている温泉。極楽極楽。

2/13㈮ 曇り時々雪 気温-8℃ いよいよスキー最終日。本日も昨日同様に三段山を滑走。北海道のさらさらパウダーを楽しめるのは今日まで。Iさんは明日から硫黄岳登山の予定があり一足先に富良野駅へ向かいました。ケガもなく体調不良もなく無事に山スキーを終えました。

5日間の食事の献立はTHさんが和洋中織り交ぜて立案、みんなで手分けして作りました。極上のパウダースノーと良質の温泉を存分に堪能して、そして宴会では毎晩大笑い。お酒の消費量がこれまたスゴかったのでノートしておきます。

日本酒7升
ジン1本
バーボンウィスキー1本
スコッチウィスキー1本
ビール500cc80本
ワイン8本

こんな調子でしたが、消灯時間と朝風呂のおかげで生活リズムは乱れず保持されていました。

2月15日の14時過ぎ、厳冬の北海道から私たちを乗せたフェリーが大洗に到着。梅の花が咲いていて春の気配が漂っています。これから北国の山々にも遅い春が訪れるのでしょう。2026年も大寒波に包まれ豪雪となった日本列島、みんな春を待ってるけど、雪が消えて行くのはちょっぴり寂しさを感じます。北の大地の銀嶺よ、粉雪よ、温泉よ、美しく楽しい思い出をありがとう。さようなら。また会える日まで。
最後になりましたが、宿、交通の手配を半年間かけて準備して下さったKYリーダー、献立立案と三脚撮影して下さったTHさん、安全な山行と生活全般を支えて下さったメンバーのみなさん、胸に残る素晴らしい山行でした。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。


反省点:①剥がしたシールはザックに入れずウェアの懐に入れること。筆者のスキーにシール剥がれ発生。-20℃の低温で粘着力が失われました。キジさんにこの方法を勧められ、以降は安定した粘着力を得られ脱着もスピーディに行えました。②飲料の温度管理は神経質に。ビールの解凍はお早めに。

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