例会山行 小谷木地屋 雪風呂祭り

2022年1月29〜30日 (山波444)KY、TH、MK、AK

今年も来ました。好例雪風呂祭り。連日、長野では氷点下の日が続き、今年は順調に雪風呂の準備が整ってきました。コロナ渦、参加者が一人減り、もう一人減り、結局例会山行ではあるが参加者はいつものメンバー。何故、このメンバーのみになってしまうのかな? 引力的な魅力が白い粉にあるからなのか? それとも酒の魔力か?
参加予定で、いろいろな理由で参加できなかった方ごめんなさい。今回も雪風呂いただきました。

●1月29日(土)
〈行程〉
道の駅小谷 7:00〜木地屋(EL.700m)8:00〜一難波山(EL.1518m)11:00〜一難波山より北東斜面(EL.1154m)滑走12:30〜大所(EL.550m)へ滑走14:30

今回は何度も通過している一難波山から、初の大所への滑走ルート。大所は木地屋部落の一つ手前、積雪期に人が住んでいる一番奥の部落であり、どんな大雪でもここまでは除雪されている。大所に羽田車をデポする。
今年の大雪は例年以上、屋根に1m以上の雪が積もり家が倒壊してしまうのではと心配してしまう。駐車スペースは除雪の終点は、300m手前、ここから先は車で上がって行ってはいけない場所、以前赤坂さんの車はボブスレー状態になった所、今日も同じ様な方がおりました。
駐車場からシール登高開始、膝下ラッセルは雪が軽く、思ったより快適に杉の原の渡渉ポイントまで進む。雪が多い為スノーブリッジも完璧、そして今までで一番早く11時に一難波山に到着。久保お嬢は栃木で強化され、好んでラッセルをしてくれた、感謝。
何度も来ている山域であるが、初の大所への滑走。等高線を見ながら快適な斜度を探し、樹林の間隔の広い所を狙って滑走。カモシカにも会え、まずまずの標高差約1000mの滑走でした。


一難波山頂上付近


ラッセルをするカモシカ

●1月30日(日) 蒲原山のライオン丸に会いに行こう
〈行程〉朝食前に車を1台湯原デポ。
風吹荘(EL.430m)6:30〜紙すき牧場(EL.1182m)11:00〜蒲原(EL.1630m)13:30〜湯原(EL.377m)15:10 本日の行程は標高差1200m、距離12km。宿の方に無理をお願いして朝食を6時、そして行動食には定番のおにぎりをお願いして出発。
天気は小雪、ラッセルもだんだん深くなっていく。ラッセルが趣味の久保と私でトップを代わる代わるするが、還暦を迎えて私は体力の衰えを感じながら精一杯、訓練と思ってラッセルをする。小雪の紙すき牧場は幻想的で、時間が許せば映える写真が撮れそうだ、蒲原到着のタイムリミットを13時半として、先を急ぐ。そして多少諦めの雰囲気もただよったころ、傾斜もゆるくなり、あのライオン丸が我々を迎えてくれた“感激”頂上は近い、ちょうど13時半に頂上到着。
ここからの滑走は、パウダーが確約されている。第一楽章、第二楽章、第三楽章とパウダーのオタケビのシンフォニーが山にこだまする。
今回は深雪の為、第二楽章を滑り終わった後、尾根をのっこす登り返しがあるが、トレースに沿ってトラバース滑走。第三楽章が短くなってしまったのが残念。そして、無事いつもの湯原Pへ滑走。いつ来ても蒲原〜湯原間、標高差1300mのパウダーは絶品である。


蒲原の山頂直下ライオン丸

 

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