例会山行 乗鞍岳 阿多野郷川真谷

2023年9月23日
メンバー: TH、CO、KG、TO (記録)
〈行程〉
0820 阿多野郷林道ゲート
0900 真谷 入渓
1600 稜線 脱渓
1800 中洞権現ノ尾根コース登山口
1910 阿多野郷林道ゲート

あずさヒュッテで前泊して乗鞍岳の真谷へ。出発して30分ほど車を走らせた時、嫌な予感が脳裏によぎった。沢靴を忘れたことに気がついた。TO痛恨のミスで都合1時間以上のロス。これが後々響いて来ることはこの時まだ知る由もなかった。
同じ道を辿り戻ってきた。阿多野郷林道ゲートまでは釣り師をちらほら見かけた。駐車スペースは崩落箇所があったが、それでも5台以上停められる十分なスペースがあった。
沢装備に準備して林道を進む。標高1731m付近から藪漕ぎすると真谷に入渓できた。晴れの予報が、ガスガスの幻想的な景色に。しかし雨は降らず、まずは一安心。序盤の大滝から50mロープを出しリーダーがトップで進んだ。2つ目の大滝を高巻きした際、熊笹の壁で体力を消耗。滝の上部はガスで見えにくく、意外と立っている箇所もあり慎重に進んだ。合計4回ほどロープを出した。
遡行図はなく、数少ない記録を事前に頭に入れ、地形図と照らし合わせて進んだ。全体的に適度に登れる滝が多
く、綺麗な大滝あり、見事なトイ状滝もありで冒険的な遡行を満喫した。
源頭を進むと雲の上部に出て、晴れ間も見えてきた。ようやく稜線に出て小休止。下山も核心で、人があまり入ってなさそうな廃道気味の中洞権現ノ尾根を下降。藪漕ぎにビビっていたが、結果的にほとんどの薮が狩られていて快適な下山となった。しかし日没までに林道を目標としていたが、ギリギリ間に合わずヘッデン下山。程なく林道に合流してゲートに戻った。無事に下山し、4人で握手を交わした。 結果的に岡本の沢靴忘れが仇となり、ヘッデン下山後に時間的に温泉も入れずヒュッテに帰還。反省。温泉は諦めたが、あずさヒュッテで熱々のシャワーを。上がりにビールでキュッとやって、Hさんお手製のフルコースで舌鼓を打ちながら日本酒を。充実した1日になった。満足感に浸り、翌日は温泉&帰京 (TOは佐久志賀へ)。リーダーのHさんを筆頭にメンバーに感謝。ありがとうございました!

1 1つ目の大滝

1つ目の大滝

2 適度な滝が続く

適度な滝が続く

源頭をゆく

7 中洞権現ノ尾根上部を下降

中洞権現ノ尾根上部を下降

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