〈山行報告〉
例会山行 紅葉の白峰南嶺 [無雪期登山]
2023年11月3日～4日
リーダ：KY、TO、RO、AK、KH、MM、MY、他3名、MN (記)
〈行程〉
1日目 7:10東河内温泉跡地～13:20小笹平（幕営）
2日目 8:00小笹平～9:30青笹山～12:25鹿の小池～15:00東河内温泉跡地
〈記録〉
スギローに入会して早４ヶ月、なかなか参加できそうな企画が無かったのですが、KYさんの例会山行白峰南嶺、２泊３日のゆったりとした行程でこれなら安心して歩けそうだと喜んで参加表明させていただきました。今まで南アルプス南部の山はあまり歩いたことが無いので、入山者が少ない今回のコースはとても楽しみにしていました。山行が近づくに連れて天気予報とにらめっこ、3日目の天候が微妙だったので1泊2日に変更になってしまったのは残念でしたが、それでも初の山行にワクワクして臨みました。
前日16時に荻窪駅に集合し登山口近くのKYさんのご友人宅に前泊、早くも宴会が始まった。前日の16時という早い時間に出発したのも初めてだが、登山前夜にあんなにしっかりと飲んだのも初めてかも知れない。流石スギロー！元気な山屋の集まりだ。
登山口に着くと共有装備の分配が始まる。若いんだからとテントやら食材やらを沢山持つことに。僕より15歳も若いKHさんと一緒くたに若者と呼ばれるのは不思議な気分でしたが、頑張って担がせていただきました。もう少し小さいザックで来れば良かったかなぁ(笑)
朝7時過ぎに登山開始、しばらく林道を歩くと標高1,000m辺りから紅葉が始まる。今年は紅葉がいまいちだと言ったのは誰だろうか！？（私もそう思っていましたが）赤に黄色に、そして緑が混じって素晴らしいコントラストを生み出し、充分に楽しませてくれます。期待していなかっただけに気持ちも昂りました。紅葉の林道歩きが終わると渡渉が待ち受けていました。重荷を背負っての4～5回の渡渉は中々きつかったですが、そんな事よりもお姉さま達の頑張りには頭が上がりません。うん10年後、僕もそんな爺さんになれたらなって思いながら歩いていました。渡渉が終わると急登が続く、途中の沢で水を汲んで更に重くなってしまったが、ここでビールを冷やすことが出来たので頑張って幕営地の小笹平まで歩いた。
テントを設営すると早速皆でかんぱ～い！ローストビーフ、ベーコン、サラダに栃尾焼きといった酒の摘みがどんどん出てくる。良い感じに酔っぱらって、小笹の上で大無間山を眺めながらゴロゴロ寝っ転がっての山談議はとても幸せな時間でした。暗くなっても宴会は続き、夕食はアヒージョとパスタ、明らかにカロリーオーバーだと思ったが良い気分で寝ることが出来た。夜中にトイレで目が覚めると綺麗な星空、明日も良い天気だと確信して二度寝に入る。
翌朝は少々寝坊気味、ラーメンを食べて予定より1時間遅れの8時に出発した。2日目はアップダウンが続く稜線歩きであったが、クライマックスは青笹山の先のビューポイント、聖岳、悪沢岳、塩見岳といった南アルプスの名峰と背後には富士山が綺麗に見れて大満足。展望とお別れした後の下りはとても長く感じたが、標高を下げると再び紅葉を楽しみながら歩き15時に下山。
下山後は白樺荘で2日間の汗を流し、清水PAでお腹を満たして帰路につきました。飲み過ぎ、食べ過ぎの2日間でしたが、のんびりした山歩きが楽しめてとても新鮮でした。
企画していただいたKYさん、2日間ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
1.紅葉を楽しむ
2.渡渉の繰り返し
3.皆でかんぱーい
4.朝日を浴びる富士山
5.最高峰の青笹山で記念撮影
6.南アルプスの名峰達
